シンポジウム『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』


 1990年代後半以降、日本の美術は新たなイズムの台頭やそれに伴うスクールの誕生など、局所的なものはあっても大きな動きは起こっていないと言われています。そのいっぽうで、グローバルな美術市場が浸透し、0年代以降には多くのコマーシャルギャラリーがオープンするとともに、たくさんの若い作家がデビューしました。しかしリーマンショック以降、再び市場は停滞し、美術館はもとよりコマーシャルギャラリーも淘汰の時代に入っています。また、昨年の東北の大震災と原発事故は、美術にとっても作家にとっても、自身の根本的なありかたの転換を迫るものとしても捉えられています。

 そうした様々なことを踏まえて、このシンポジウムでは、1969年生まれ(永瀬、中村)、1970年生まれ(眞島)の三人の美術作家が、自分たちが活動を始めた90年代のアートシーンを振り返りながら、現在につながる表現の潮流や、アートマーケット、アーティスト・サバイバルについてなど、それぞれの体験を通して、今また新たな知見が得られないかを探ります。またインターネット普及前夜である当時の情報を得ることが難しいなか、若い世代に直近の過去の美術の状況を伝えるのも私たちの世代の責任ではないかと考えました。さらに三人の作家に加えて、80年代後半から0年代に渡って、『美術手帖』の編集者としてアートシーンに関わった楠見清氏をゲスト・コメンテーターとして迎え、メディアの視点からの考察も補いながら、より広い議論を展開できればと目論んでいます。




<シンポジウム・タイトル>

    『20世紀末・日本の美術ーそれぞれの作家の視点から』

    90年代に活動を開始した美術作家たちそれぞれの視点から、当時のアートシーンを振り返り、現在につなげるべく検証します。



<期日・会場>

    2012年2月24日(金)19:00~21:00 メグミオギタギャラリー[入場無料]

    東京都中央区銀座2-16-12 B1   電話: 03-3248-3405   E-mail: info@megumiogita.com   地図: http://www.megumiogita.com/Information/



<パネリスト紹介>




「シンポジウム」としていますが、カジュアルなかたちで議論を進めながら、美術と関わっている/関わっていきたい人たちと一緒に、これまでとこれからを知る/考える機会になればと思っています。会場ではワイン等のドリンクも用意しておりますので、金曜日の夜、お気軽にお越し下さい。


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企画/中村ケンゴ 企画協力/MEGUMI OGITA GALLERY 協力/NORISHIROCKS、Civic Art、小金沢智、原花菜子

年表作成の為の参照文献
BRUTUS 2008年2/15号『すいすい理解る現代アート』/美術手帖 2005年7月号『日本近現代美術史』/山内崇嗣の美術史年表 http://jp.omolo.com/?p=678/wikipedia『1990年代』http://ja.wikipedia.org/wiki/1990年代/FUKUSHI Plaza 『20世紀略年表』http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/i

お問い合わせ/中村ケンゴ E-mail: kengo@sb3(a)so-net.ne.jp までお願いいたします。




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