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1990年代後半以降、日本の美術は新たなイズムの台頭やそれに伴うスクールの誕生など、局所的なものはあっても大きな動きは起こっていないと言われています。そのいっぽうで、グローバルな美術市場が浸透し、0年代以降には多くのコマーシャルギャラリーがオープンするとともに、たくさんの若い作家がデビューしました。しかしリーマンショック以降、再び市場は停滞し、美術館はもとよりコマーシャルギャラリーも淘汰の時代に入っています。また、昨年の東北の大震災と原発事故は、美術にとっても作家にとっても、自身の根本的なありかたの転換を迫るものとしても捉えられています。
<シンポジウム・タイトル> 『20世紀末・日本の美術―それぞれの作家の視点から』 90年代に活動を開始した美術作家たちそれぞれの視点から、当時のアートシーンを振り返り、現在につなげるべく検証します。 <期日・会場>
2012年2月24日(金)19:00~21:00 メグミオギタギャラリー[入場無料] 東京都中央区銀座2-16-12 B1 電話: 03-3248-3405 E-mail: info@megumiogita.com 地図: http://www.megumiogita.com/Information/<パネリスト紹介> 眞島 竜男(まじま・たつお)
現代美術作家。1970年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術科卒業。写真、ビデオ、テキスト、パフォーマンスなど。TARO NASU で個展を開催中(2月25日まで)。http://www.taronasugallery.com/exh/exh_index.html 永瀬 恭一(ながせ・きょういち)
画家。1969年生まれ。東京造形大学卒業。3月4日より HIGURE17-15cas にて第4回「組立」開催。http://kumitate.org/ 中村 ケンゴ(なかむら・けんご)/司会
美術家。1969年生まれ。多摩美術大学大学院日本画専攻修了。絵画を中心に制作。国内外の展覧会、アートフェアに出品。http://www.nakamurakengo.com/ 3月に BookGallery CAUTION の企画展に出品予定。http://gallerycaution.com/ 楠見 清(くすみ・きよし)/ゲスト・コメンテーター
美術編集者・評論家。1963年生まれ。美術雑誌編集の傍らアートストラテジスト=芸術戦略立案家として数多のペンネームで若手美術家を後方支援。現在首都大学東京准教授。http://industrial-art.sd.tmu.ac.jp/kusumi/
企画/中村ケンゴ 企画協力/MEGUMI OGITA GALLERY 協力/NORISHIROCKS、Civic Art、小金沢智、原花菜子
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